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NISA口座開設までの期間が短縮

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従来は、NISA口座を開設する際、金融機関に開設の申し込みをしたあと、金融機関での事務処理や税務署による二重チェック(ほかの金融機関でNISA口座を開設していないかどうかの確認)をしたあと、ようやく口座開設が出来ていました。

NISA口座は一人で一つしか開設できないので、手続き上仕方がない事です。しかし、利用者にとっては口座開設までに日数がかかると、それだけ時間的ロスが生じるという懸念があります。

仮開設により時間短縮

こうした懸念を受けて、2019年1月より、税務署による確認を待たずに口座を開設できる様、制度変更が行われました。

これにより、申し込みから取引開始までの時間が大幅に短縮されました。

とはいえ、税務署による二重チェックがなくなったわけではなく、しっかりとチェックされます。ですので、この時点では「仮開設」という扱いになります。

他の金融機関にNISA口座が無ければ、そのまま取引続行となります。

しかし、仮に利用者の二重口座が判明した場合には、金融機関は、買い付け済の金融商品について、「買い付け日にさかのぼって」一般口座に切り替えることになります。

ただし、ここで述べた期間短縮制度の有無は、金融機関によって違いますし、実際に取引が可能になるまでの期間もやはり金融機関によって異なります。

具体的な手順や所要日数などは、申し込み時に金融機関に確認しておきましょう。

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